
ベルトの剣先は、どのくらい余らせる?|長さで変わる見え方
ベルトを締めたとき、バックルから先に残る「剣先」。
どのくらい余っているのがいいのか、気になったことがある方もいるかもしれません。
FATTORIA del CUOIOでは、剣先の長さもベルトのデザインを考えるうえで大切な要素のひとつです。
ベルト穴で留めるタイプでは約15cmをひとつの基準にしながら、構造や幅、剣先のデザインによって、あえて長めに設定することもあります。
今回は、ベルトの剣先の長さと、そこから生まれる見え方についてご紹介します。
約15cmを、ひとつの基準に
ベルト穴で留めるタイプでは、通常いくつか並んでいる穴のうち、中央の穴を「センターホール」と呼びます。FATTORIA del CUOIOでは、このセンターホールからベルトの先端(剣先)までを約15cm とすることを、ひとつの基準としています。
ベルトをセンターホールで留めたときに、剣先が長すぎず、ベルトループにも自然に収まりやすいバランスです。
一方で、同じベルト穴で留めるタイプでも、デザインによって剣先を長めに設定しているモデルがあります。
たとえば、剣先に「プンターレ」と呼ばれるメタルパーツを備えたモデルでは、全体のデザインとのバランスから約20cmに設定することもあります。
15cmと20cmでは、剣先の見え方にも違いが生まれます。

上段:センターホールから剣先まで約20cm
下段:センターホールから剣先まで約15cm
剣先の長さは、サイズを合わせた結果として決まるだけではなく、そのベルトのデザインによっても変わります。
メッシュベルトは、垂れた剣先まで考える
FATTORIA del CUOIOのメッシュベルトの多くは、着用したときに剣先が約20cm残るバランスでサイズを設定しています。
編み目にピンを通して留めるメッシュベルトは、ベルト穴で留めるタイプとは異なり、留める位置を細かく調整できます。
そこで大切にしているのが、垂れた剣先のバランスです。
単に長さに余裕を持たせるのではなく、剣先が腰まわりに残ったとき、ベルト全体がどう見えるかまで考えています。

全身で見たときのバランスと、剣先の見え方。着用サイズ:90cm
ベルトだけを近くで見ると長く感じる剣先も、全身で見ると印象は変わります。
パンツのシルエットやトップスとのバランスの中で、剣先もベルトの表情のひとつになります。
剣先の長さで、見せ方は変わる
メッシュベルトは、サイズや着用する位置によって、剣先の長さが変わります。
ここでは、剣先の見え方が異なる着用例をご紹介します。
剣先を長めに見せる

長めに垂らし、剣先そのものを着こなしのアクセントに。着用サイズ:90cm
剣先を長く垂らすことで、プンターレまで含めたデザインがよりはっきりと見えています。
剣先をすっきりと収める
一方、メッシュベルトでも、剣先を大きく垂らさずに着けることも。

剣先を収めれば、腰まわりはよりすっきりとした印象に。着用サイズ:85cm
トップスをタックインするか、シャツやジャケットの裾から部分的に見せるかによっても、剣先の存在感は変わります。
サイズだけを基準にするのではなく、パンツや好みのスタイルに合わせて、剣先の見せ方を考える。
長さに余裕があるからこそできる、メッシュベルトの楽しみ方のひとつです。
あえて、さらに長くする
モデルによっては、剣先そのものをより強くデザインに取り入れています。
20mm幅のメッシュベルト「CODINO」は、ほかのメッシュベルトよりも剣先を長く設定し、着用した際に20〜25cmほど残るようにしています。
細身の20mm幅に対して、あえて剣先を長めに残す。
その垂れ方まで含めて全身で見たときのバランスを考えた、CODINOならではの設定です。

20mmの細身のメッシュと、長めに残した剣先。着用サイズ:L
長さがあることで、そのまま垂らすだけでなく、写真のように剣先の見せ方を変えることもできます。
数字だけを見ると長く感じるかもしれませんが、実際の装いでは、その長さもベルトのデザインの一部になります。
剣先も、ベルトのデザインの一部
FATTORIA del CUOIOでは、すべてのベルトに同じ長さを当てはめるのではなく、それぞれの構造やデザインに合わせて剣先のバランスを考えています。
短く収めるか、長めに見せるかにも、ひとつの正解があるわけではありません。
ベルトだけを見るのではなく、いつもの服装に合わせたときにどう見えるか。それも、ベルトを選ぶときのひとつの基準になります。
剣先は、余った部分ではなく、ベルトの見え方をつくる一部です。
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